つば九郎の人生相談「夢を求めて宝くじを買う楽しさを娘にどう伝えればいい?」

  • 長谷川晶一●話し相手 text by Hasegawa Shoichi
  • 中村博之●撮影 photo by Nakamura Hiroyuki

第40回
日本プロ野球界屈指の人気マスコット、東京ヤクルトスワローズで活躍するつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる~く答えていきます。

【お悩み】
夢を求めて宝くじを年に1、2回買いたいのですが、娘からは「当たらないんだからやめて」と言われます。でも買わないと当たらないので、娘を説得したいです。夢を買う楽しさをどう伝えればいいでしょう?(県庁の高さが自慢/群馬県)

ぎゃんぶるもこいも してみないと わからない。

――確かに、宝くじは買わなきゃ当たらないし、恋も一歩踏み出さないと何も始まらないですもんね。

つば九郎 むすめさんにわかるようにいうとしたら、「こくはくしないと、うまくいくかどうかはわからない」ということ。「あたらないんだからやめて」というのも、「どうせつきあえないから、こくはくしてもむだ」ということといっしょ。

――3億円は無理でも、1000万円、100万円と、当選にもいろいろありますしね。

つば九郎 れんあいもまさにおなじ。げいのうじんとつきあうのはむりでも、くらすいちのいけめんとなら、うまくいくかのうせいもある。じぶんのりそうをどこにおくかで、あたるかくりつもたかまるし、ゆめをみるたのしさもあじわえます。

――もう、娘さんにはひたすら「恋愛例え」で説得する作戦ですね。

つば九郎 むすめさんがいくつかわからないけど、ねんに1、2かいのたのしみぐらい、みとめてあげてほしいな。

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