川崎フロンターレ一筋18年、中村憲剛の似顔絵の描き方

  • タカハラユウスケ●イラスト illustration by Takahara Yusuke

誰でも描ける!? レッツ似顔絵GO!!
第5回:中村憲剛選手

アスリートの似顔絵を描いてみるコーナー『誰でも描ける!? レッツ似顔絵GO!!』。今回は2020シーズンを最後に引退を決めた、Jリーグ川崎フロンターレの中村憲剛選手です。プロのイラストレーターの方々が、誰でも挑戦できるように似顔絵のポイントを動画にまとめてくれました。中村選手得意のパスのシーン。キックフォームをぜひ描いてみてください。

↓【動画】中村憲剛選手 似顔絵の描き方

 今回は2020シーズンで川崎フロンターレを引退すると発表した、中村憲剛選手の似顔絵を描いていきます。

 まずは下描きで全体のざっくりとした形を決めます。パスの名手だった中村選手なので、キックしているポーズを選びました。若干腕を長い感じにするとそれっぽくなります。

 下描きが描き終わったら、半透明にして薄くします。えんぴつで描く場合も薄く描きましょう。

 顔は、輪郭をシャープにし、アゴを細めにします。次に前髪を描いてから頭を描いていきます。特徴として、おでこから頭頂部までを少し短くします。

 眉毛は、眉尻をあげてキリッとさせて戦うイメージをつけましょう。目を離し気味にして、鼻は三角っぽく、口は唇厚めで少し前に出す感じにします。よりシャープに見せるために頬に縦線を入れておきます。

 中村選手は襟足が常に長めなので、耳の下などに少し髪を描き足すと、より本人っぽくなります。

 次に上半身を描いていきます。ユニホーム→手→腕の順番が描きやすいかもしれません。

 下半身ですが、サッカー選手を描く時は、靴底のスタッドを忘れずに描きましょう。

 ボールを蹴る時は手を後ろに思いっきり強く引く蹴り方をしますので、後ろの手は少し小さめに描くのがポイントです。

 髪の毛は黒で塗りつぶすのではなく、流れなどを考えながら手作業で塗ります。中村選手はもみあげが長いのが特徴です。

 川崎フロンターレのユニホームは肩から袖と、下のパンツが黒なので、黒で塗っていきます。蹴っている方向にそって色を塗っていくとスピード感がでます。

 顔の隣に名前を書きましょう。合わせて、プレーした期間とクラブ名を書きます。

 色はカワサキカラーと肌の色だけを塗ります。たくさんの色を使うと、まとめるのが難しいので色数は限定したほうがいいでしょう。

 ボールに縫い目や模様を描き入れると、よりカッコよくなります。

 以上で、完成です。みなさんもぜひチャレンジしてみてください。

(池田タツ●構成 市川陽介●動画制作)

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