2020.09.11

岡副麻希、スーパーGTにハマる。「予選がいちばん面白い」と思う理由

  • 川原田剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

岡副麻希のスーパーGT熱! 
日本最高峰の現場から 後編 

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2020年シーズン、スーパーGTに参戦するトヨタ、ホンダ、ニッサンの3メーカーはそれぞれ新型マシンを投入した。中でもレクサスLCからGRスープラに切り替えたトヨタ勢がオフのテストから好調な走りを披露。対するホンダとニッサンに逆襲のチャンスはあるのか? 『SUPER GT+』(テレビ東京系列/毎週日曜22時30分〜)のリポーターとして開幕から現場で取材を続ける岡副麻希さんに今シーズンの見どころを聞いた。 

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『SUPER GT+』のリポーターを務める岡副麻希さん 今シーズンは開幕前からトヨタのスープラが「強そう」「速い」という声がすごく多かったんです。実際にトヨタ勢のドライバーやスタッフを取材してみても、みんな表情が明るくて、「やりそうだな」という雰囲気を感じていました。

 いざフタを開けてみると、やっぱりスープラが速かったですね! 富士の開幕レースではスープラが1位から5位まで独占。同じく富士で開催された第2戦はホンダのNSX−GT、第3戦の鈴鹿ではニッサンのNISMO GT-Rが優勝しましたが、スープラ勢は表彰台に上がり、確実に入賞を積み重ねています。

 スーパーGTは、レースで獲得したポイントに比例してマシンにウェイト(重り)が載せられます。そうして速いマシンの性能を抑制し、接戦を生み出しているのですが、チャンピオン争いはウェイトを積んでからが本当の勝負です。マシンが重い状況になった後に、いかにミスなくポイントを獲得できるのかが、タイトル獲得の鍵を握ります。

 スープラ勢は重りを積んだ状況でもかなり速い。さらに「まだ何か隠し玉があるんじゃないのかな?」と感じるぐらいの勢いがあります。とにかく、これからのレースでの最大の見どころは、どこがスープラ勢の勢いを止めるのか。そこに尽きると思います。