2017.08.26

今季F1前半戦「ホンダの残念な予想」は
どれだけ当たってしまったか

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 開幕前に予想した「2017年シーズン10大注目ポイント」の答え合わせの後編は、マクラーレン・ホンダの活躍ぶり、そして日本人F1ドライバー誕生の可能性……などなど。1ヵ月ぶりとなるグランプリ再開の前に、シーズン前半戦を振り返ってその予想が当たっていたのか否か、改めて検証してみる。

「答え合わせ@前編」はこちら>>>

マクラーレン・ホンダと3強チームとの差は縮まったのか(6)父親は大富豪。鳴り物入りで超大型ルーキーがF1デビュー【答え:○】

 スケール違いの大富豪の息子ランス・ストロール(ウイリアムズ)は「ペイドライバー」と言われながらも、そんな批判の声には慣れっこで、「結果がすべてだ」と言い切っていた。開幕当初は速い2017年型マシンに苦労したが、地元カナダGPで初入賞を果たすと、アゼルバイジャンGPでは荒れた展開のなかで生き残って3位表彰台を獲得。一気に周囲の評価を一変させてみせた。

「ランスはスペインGPあたりからリラックスしてレースができるようになった。これだけプレッシャーの多い世界だから、考えすぎるのは決していいことばかりではないんだ。それがいい方向に向かっている理由のひとつだと思うよ」(フェリペ・マッサ/ウイリアムズ)

 とはいえ、予選や決勝の純粋なペースを見れば、まだ僚友マッサと比べてもやや見劣りする部分は残る。後半戦は結果だけでなく、こうした実質の部分も伸ばしていかなければならない。