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【競馬予想】オールカマーは実績断然のレガレイラが中心も、機動力ある伏兵牝馬に一発の魅力

  • 武藤大作●取材・構成 text by Mutoh Daisaku

ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

――GI天皇賞・秋(11月2日/東京・芝2000m)の前哨戦となる、GIIオールカマー(中山・芝2200m)が9月21日に行なわれます。

大西直宏(以下、大西)昔は地方所属の強豪馬などがエントリーし、通常の重賞とはまた違った意味で脚光を浴びることが多々ありました。近年は中央の馬同士の戦いに落ちついていますが、上位入線馬は名のある面々がズラリ。秋の大舞台を占ううえでも見逃せないレースと言えます。

――過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気は3勝、2着3回。まずまずの成績を残していますが、伏兵の台頭も頻繁に見られます。大荒れは少ないものの、波乱含みの一戦といったイメージがありますが、今年の出走メンバーをご覧になっての率直な印象を聞かせてください。

大西 今年は11頭立て。ここ2年が15頭立てだったこともあって、頭数的にはやや寂しい感じがします。もともとGIIのわりには軽視されがちな重賞でしたけど、今年は猛暑など他の要因も重なって、頭数が落ちついてしまったのではないでしょうか。

――中山・外回りの芝2200mが舞台となりますが、そのコースについてはどんな印象をお持ちですか。

大西 現役時代の個人的な感覚で言うと、「外回りだから乗りやすい」といったイメージはありませんでしたね。(おにぎり型のコースで)バックストレッチが真っ直ぐではない点に、自分は乗りにくさを感じていて、どちらかというと内回りの芝2000mのほうが好きでした。

――さて、今年のレースにおいて、注目している馬はいますか。

大西 やはりGIホープフルS(中山・芝2000m)、GI有馬記念(中山・芝2500m)と、中山のGIを2勝しているレガレイラ(牝4歳)ですね。前走のGI宝塚記念(6月15日/阪神・芝2200m)は、苦手な関西圏のレースで、馬場も向かなかった印象。時期的にも調整は簡単ではなかったと思いますし、11着という結果も致し方がないというか、度外視していいのでは、と見ています。

 今回も、牝馬でありながら斤量は57kg。決してラクではないのですが、スタートでよほどのポカでもしない限り、負けてはいけないレベルの馬だと思っています。

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