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オークスは桜花賞馬が有力も「ヒモ荒れ」に注意! 穴党記者は別路線組の伏兵2頭の大駆けに期待 (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 坂本記者が推すもう1頭は、リステッド競走の忘れな草賞(4月7日/阪神・芝2000m)を勝って臨むタガノエルピーダ(牝3歳)だ。

「距離適性の高さや、臨戦過程から注目したい一頭です。マッチレースを制した新馬戦(10月14日/京都・芝1600m)は、3着以下を引き離した強い内容。続く朝日杯FS(12月17日)でも牡馬相手に3着と健闘したのは評価できます。

 2走前のGIIチューリップ賞(3月2日/阪神・芝1600m)は4着。大外発走の影響もあったと思いますし、強気の競馬で上位馬にキレ負けした印象でした。

 しかし、そこから距離を延ばした前走の忘れな草賞では完勝。収穫の多い内容だったと思います。近年のオークスでは、2019年の覇者ラヴズオンリーユー、2020年の3着馬ウインマイティーが、このレースの勝ち馬でした。

 鞍上は、前走で勝利に導いた川田将雅騎手から乗り替わりとなりますが、新たにコンビを組むのが大胆な騎乗で一発狙ってきそうミルコ・デムーロ騎手なら不足はありません。別路線組で人気の盲点になるようなら、狙ってみたいところです」

 先週のGIヴィクトリアマイルがそうであったように、牝馬限定戦は"荒れる"のが相場。オークスで激走を果たすのはどの馬か。ここに挙げた2頭であってもおかしくない。

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