ほのか、皐月賞で軸馬に自信あり 「負けて強し」のレースを評価 レジェンド騎手の手綱さばきにも期待 (2ページ目)
対抗はトップナイフです。
昨年7月のデビュー戦以来、すでに8戦のキャリアがある同馬。重賞こそGIホープフルSを含めて3戦連続2着と、なかなか勝ちきれずにいますが、4着以下に終わったレースもわずか2戦だけ。皐月賞でも騎乗する横山典弘騎手とのコンビに限れば、連対率8割(5戦1勝、2着3回)と好成績を残しています。
また、前々走のホープフルSでは逃げて2着、前走の弥生賞では3~4番手に控えて2着と、異なる展開を今回と同じ中山・芝2000mで経験し、ともに好走しているのは大きな強み。それもハイレベルなメンバーを相手にしての結果ですから、相当なプラス要素と言えるでしょう。軸馬に自信あり!と言う、ほのかさんこの記事に関連する写真を見る
3歳馬としては非常に経験値が高いうえ、体つきに重厚感があるのもこの馬のいいところ。これだけの実績を残しながら、そこまで人気にならないので、馬券的な妙味も大きいと思います。
▲はファントムシーフです。
勝った前走の共同通信杯はもちろん、前々走のホープフルSにしても、出遅れがあったにもかかわらず4着と奮闘。能力が高い馬であることは間違いありません。過去の皐月賞を振り返っても、共同通信杯からの直行組が好走していますし、ローテーションもよさそうです。
前走からコンビを組んでいるクリストフ・ルメール騎手との相性のよさもすでに証明済み。外すわけにはいきません。
特注の☆はホウオウビスケッツです。
この馬の魅力は、持ちタイムが速いこと。前々走のフリージア賞(東京・芝2000m)では逃げて1分59秒3を記録した快速馬で、このタイムは皐月賞に出走する全18頭のなかでも芝2000mのベストタイムです。
前走のGIIスプリングSは2着に敗れましたが、重馬場も苦にしないでしっかりと優先出走権を確保。皐月賞が行なわれる週末も雨予報で、馬場が渋っても対応できる安定感は心強い限りです。
スプリングSでは番手に控える競馬ができたことも、本番を前にしていい準備となったはず。人気はなさそうですが、大駆けに期待しています。
2 / 3