2022.02.26

今年も200万円超えの「大荒れ」があるのか。阪急杯で穴党記者が推奨する激アツな2頭

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 GI高松宮記念(3月27日/中京・芝1200m)の前哨戦のひとつとなる、GIII阪急杯(阪神・芝1400m)が2月27日に行なわれる。

 過去10年の結果を振り返ってみると、勝ち馬にはロードカナロア、コパノリチャード、ミッキーアイル、レシステンシアといったGI馬が名を連ね、1番人気が3勝、2着1回、3着2回。2番人気が2勝、2着2回、3着2回と、上位人気馬がまずまずの成績を残している。

 しかしその一方で、伏兵の台頭も頻繁に見られ、3連単はすべて万馬券。2017年には200万円超えの高額配当が生まれるなど、波乱の多い一戦と言える。

 ゆえに、日刊スポーツの太田尚樹記者は「まさに穴党向けのレースですね」と言って、その理由についてはこう語る。

「3連単の配当が248万3180円という大荒れとなった2017年をはじめ、最近5年間は6番人気以下が必ず連対。昨年も1番人気のレシステンシアが勝ったものの、10番人気のミッキーブリランテが2着に突っ込んできて、3連単は8万円超えの好配当となりました。阪神内回りの1400mという紛れの多いコース設定が、その一因だと思います」

 阪神内回りの芝1400mは、コーナーがややトリッキーなうえ、直線に入ってすぐに急坂が待ち構える。同じ阪神でも坂までの助走距離がある外回りとは求められる適性も異なる。こうしたコース設定に加え、今年は「さらに荒れる要素がある」と太田記者は言う。

「今年はGI馬の参戦がなく、例年以上に混戦ムードです。大波乱の可能性も大いにあります」

 そして太田記者は、その一端を担う候補として2歳時にはGIでも人気となった馬の名前を挙げた。

モントライゼ(牡4歳)です。1400m戦は過去に2度走って、GII京王杯2歳S(東京・芝1400m)1着、GIIIファルコンS(中京・芝1400m)3着と、今回のメンバーのなかではトップクラスの実績を誇ります。

 しかし、約7カ月ぶりというローテーションと、休み前の連敗が嫌われてか、人気を落としそう。そういう意味で、ここは狙い目です。