【木村和久連載】ゴルフはレジャー。優しいローカルルールは大賛成! (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 こうなると、新ルール適応派vs名門コースのローカルルールの戦いになって、どっちの言うことを聞かなければならないのか、悩みます。

 とりあえず、名門コースではキャディーさんの言うことを聞くしかないですね。ただ、その友だちがあまりにもOBが多かったので、キャディーさんも「この人に暫定球を打たせるのは酷」と判断してか、後半は我々の好きなようにやらせていました。

 OBの処置で言えば、OBになったと思える地点の、ラフとの境目から2クラブレングス以内のフェアウェーから打てますが、案外それをやっていない人が多いです。かといって、OB地点の崖から打つわけでもなく、ラフの打ちやすいところから打っている人が大半ですね。

 そこら辺も、時間が経てば、新ルールが浸透していくんでしょうか。今のところは、様子を見ましょう。

(4)雪・枯れ葉ルール
 この前行った、関東の山奥にあるコースでは、「雪でボールが見えなくなった時、ノーペナで見失った地点から打ち直し」と記してありました。

 雪に埋もれて、白いボールが見つからない時は、一般的に"セーフ"と聞いています。ただ、不安じゃないですか。同伴プレーヤー全員がそのルールを知っているわけでもないので、こうやって書いていただくと、プレーしやすいです。

 あと、枯れ葉に埋もれてボールが見えない場合ですね。これは、ペナルティーの対象になりますが、枯れ葉を処理せずに放っておくコースにも、多少問題がありますよね。

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