渋野日向子がダボに「プチーン」も好発進。面目躍如のパットが冴える (3ページ目)
好調だったパットについて、渋野はこう語った。
「(カップを)オーバーさせることを意識していましたね。しっかり打てたし、ショートはなかったと思う。バーディーパットはショートしたくないと思ったんで、それが最初から最後まで貫けたことがよかったかな、と」
ハイライトに挙げたのは、やはり18番だった。
「17番でダブルボギーを打ったあと、すぐにバーディーが取れた。そこは、ここ何試合とは違うなと思います。ヤケクソでしたし(笑)。私の場合は、平常心を意識していたら、逆にいけないのかもしれませんね。あまり喜怒哀楽を見せるのもよくないですけれど......。いきなりダボが来たら、余計にプチーンってきてしまいました」
あらためて賞金女王争いのことを尋ねられると、渋野はきっぱりこう言った。
「考えていないです。応援してくれるみなさんに、いいプレーを見せたい、という素直な気持ちでやっています」
ちなみに、渋野に約1650万円差をつけて、賞金ランキング2位に位置する申ジエは、渋野と同じ5アンダーでフィニッシュ。2日目以降の争いが楽しみである。
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