完全にシードを失った香妻琴乃。下部ツアー参戦でも必死に前を向く... (5ページ目)
「若手美人プロ」と、もてはやされてきた香妻も、4月には26歳となる。10代のプレーヤーも続々と台頭している日本ツアーにあっては、もはやベテランの域に差しかかる。もう泣き言は通用しない年齢となるが、それは彼女自身、よくわかっている。
このオフも、さまざまなイベントに引っ張りだこで、多くのファンの前では満面の笑みを見せていた。だが、心の中では新シーズンでの雪辱に燃えているはずである。
「優勝しか狙っていません」
これまでも、香妻は何度となくそう語ってきた。その気持ちは今も変わりはない。
レギュラーツアーに出られなくても、ゴルフをやめるわけではない。今もチャレンジ精神は失ってはいない。今年こそ"優勝"という二文字をつかみ取ることができるのか、香妻の逆襲に期待したい。
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