【木村和久連載】アマチュアが直面するハンデ取得&維持の厳しさ (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

ハンデを上げるのって、本当に大変なんですよね......ハンデを上げるのって、本当に大変なんですよね...... 現在の真に正しいハンデも素敵ですが、昔のように一度シングルになったら、本人が申請しない限り"落ちない"というハンデも懐かしいです。せめて『最高ハンデ』を、各自が所持できる"ハンディキャップ免許"みたいなものに付記できたら、多少は報われるような気がします。

 だって、何百万円というお金と、相当な時間をつぎ込んで、あくせくと競技会にも挑みながら、最後はハンデ「28」とかで終わるなんて、悲しいじゃないですか。

「オジさんは、こんなにゴルフに燃えていて、結構うまかったんだぞ!」って、そんな証(あかし)がほしいんです。そういう意味では、今のハンディキャップのシステムはちょっと残酷なような気がします。

 というわけで、肝に銘じておきましょう。

 アマチュアゴルファーの人生は、「ヘボに始まり、ヘボで終わる」。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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