【木村和久連載】ゴルフができる、それ自体が幸せなことを思い知る (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

◆四十肩・五十肩
 これは、いきなりやってきます。朝起きたら、肩の関節が回らないというやつです。何もしなければ痛くはないのですが、冷蔵庫の扉を開けるとか、電車のつり革につかまるだけでも痛みが起こります。

 怖いのは、「これぐらいの痛みなら」とゴルフ場に行ってしまうこと。ドライバーを打つや、肩がもげそうなくらいの激痛が! マジで、のたうちまわりますよ。

 もちろん、そのひとホールで懲(こ)りて、その後は7割ぐらいのショットで、のらりくらりとラウンドして帰りましたが、その晩から症状はさらに悪化。ひと月以上、ゴルフができなくなりました。

 四十肩と五十肩は基本的に一緒です。そういう年齢になると、肩の関節炎が起こりやすくなり、安静にしていれば治ります。痛みが発症してから、2週間ほどが炎症期。この間は、それこそ安静にしているしかないです。そうすれば、炎症は程なく収まりますが、肩の可動域は狭まったままです。

 私は炎症期が終わってから、カイロプラクティックに数回通って、可動域を広げてもらいました。炎症期に肩を揉んだりするのは逆効果ですから、そこは要注意です。

 これまでに私は、四十肩を1回、五十肩を1回やっていますので、六十肩になるときが来るのかなぁ、と今から楽しみにしています......って、そういえば最近、肩があまり回らなくなってきていますが、これはどうなんでしょう?

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