【内藤雄士ゴルフレッスン】芝の上とバンカー、インパクトの形に違いあり

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato  スギゾー。●撮影 photo by Sugizo.

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第37回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

    バンカーに限っては、
ハンドファーストではない

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回前々回とバンカーショットのレッスンを行なってきましたが、いかがでしたか?

白石あさえ:以下白石 正直難しいですね。ボールを直接打たないという感覚がわからなくて、うまく打てているのかどうかも実感がありません。

内藤 確かにバンカーショットは、ボールを直接打たない点が難しい部分です。練習してバンカーショットの感覚に慣れることも必要なことです。

白石 芝の上から打つ時と同じようにスイングをしちゃダメなんですか?

内藤 バンカーでもそういった打ち方をしたほうが、ラクに出せるシチュエーションはありますが、まずはバンカーショットの基本的な打ち方を覚えることが優先です。

 わかりやすく言うと、砂の面は芝と違って柔らかいので、ちょっと打点が狂っただけで、全然ボールが飛ばないミスになってしまいます。だから、ボールを直接打つよりも砂を飛ばすようにスイングする方が安定して、ラクにボールを脱出させられる確率が高まるんです。大きく違う点はインパクトの形です。

白石 インパクトの形とはどういう意味ですか?

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