【木村和久連載】ラウンドをさらに盛り上げるゴルフの「お遊び」 (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

◆タテ・ヨコ
 これも、"ニギリ"の基本です。タテは、ストローク勝負で競います。ヨコは、マッチプレー勝負で、1番ホールから勝ち、負け、引き分けを競います。ヨコはマッチプレーですから、1ホール大叩きしても挽回できます。

 けど、負けるときは、大概タテ・ヨコ両方とも負けることが多いです。両方ニギルと、晩飯代でも収拾がつかないほど、負けが膨らむことも......。初心者は、どちらか一方を選んだほうがいいです。
たくさんご馳走するはめになる「お遊び」はほどほどにしましょう...たくさんご馳走するはめになる「お遊び」はほどほどにしましょう...
◆オリンピック
「金・銀・銅」とも言われるお遊びで、パッティングの勝負となります。グリーンにボールが乗ったあと、最も遠い場所から直接カップインした人が金メダル、2番目に遠かった人が銀メダル、以下、3番目が銅メダル、4番目が鉄メダルの受賞となります。

 通常は、金メダルが4ポイントで、以下、銀が3ポイント、銅が2ポイント、鉄が1ポイント。グリーンの外からカップインした場合は「ダイヤモンド」と言って5ポイントとなります。そしてラウンド終了後、各ホールのポイントを集計して、順位づけや勝ち負けなどを決めます。

 パターは誰でもできるので、初対面の方とも競えるし、「100」前後の方でも、シングルさん相手に勝てる可能性も高いので、人気があります。

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