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【ワールドカップ】「カネと権力が好き」と批判殺到のFIFA会長を直撃「辞任するつもりですか?」 返答は無言の親指 (3ページ目)

  • 取材・文●サム・クンティ text by Sam Kunti 翻訳・構成●井川洋一 translation by Yoichi Igawa

【とにかく大金と権力を持つ人が好き】

 FIFAは2015年に、アメリカのFBI主導による調査で多大なる不正が発覚し、当時の役員の多くが有罪判決を受けた。それを機に当時のゼップ・ブラッター会長が辞任に追い込まれ、次期会長と目されていたミシェル・プラティニもブラッターとの賄賂疑惑で失脚(どちらも上訴後に無罪に)。以降、改革が約束され、その後にインファンティーノ会長が就任したはずだった。

 だが、FIFAはあの頃よりも良い組織になったのだろうか。カネと権力を何よりも好むインファンティーノに、このまま会長を任せていいのだろうか。

 プラティニは今年1月、英紙『ガーディアン』のインタビューで、自身がUEFA会長を務めている時に事務総長だったインファンティーノについて、こう語っている。

「彼はナンバー2としては優れているが、良いナンバー1ではない。UEFAでは実によく働いていたが、彼にはひとつの問題がある。とにかく、大金と権力を持つ人が好きなんだ」

 それは今大会で、この競技を愛する人々が、はっきりと認識した。2026年ワールドカップのレガシーは、極めてシンプルだ。FIFAには本当の改革が必要だということがはっきりしたのだから。インファンティーノには説明責任があり、それを果たしたあとには会長の座を退くべきだ。アジア連盟のように、現会長が任期制限を廃止するようなことになる前に。

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