2014.07.31

新代表監督アギーレがサポーターの心をつかんだひと言

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 メキシコ人監督ハビエル・アギーレが日本代表監督に就任することが、正式に発表された。もちろんスペインメディア、メキシコメディアもこのニュースを報道したが、通信社の速報だけで終わる簡単なものだった。

 アギーレの日本代表監督就任で間違いなく言えるのは、彼のサッカースタイルに関して議論が生まれるということだ。

 なぜならハビエル・アギーレのサッカーは失点しないことを1番に考えたものであり、大きく分ければ、堅守速攻スタイルの守備力を重視したものであり、今まで日本サッカーが目指していたものとベースが違うからだ。

昨季はエスパニョールを率いていたアギーレ監督 リーガで見せてきたサッカーは、堅い守りをベースにしながら前線からのプレスを生かしたショートカウンターを加えたもの。とはいえ、試合の中で上手くはまれば決して退屈するものではなく、運動量豊富な日本のサッカースタイルを進化させる可能性を秘めている。

 ハビエル・アギーレはどのような人物なのか。ともに戦った選手たちが口を揃えて言うのは、「プロ意識がとても高いまじめな監督」「冗談も飛ばす、緊密な関係を築く監督」というものであり、生粋のモチベーターであるということだ。