2013.01.27

【ドイツ】不調続くシャルケ。「そう簡単じゃないよね」(内田篤人)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Getty Images

ケガから復帰、アウフスブルク戦で2戦連続先発フル出場を果たした内田篤人 どうにもシャルケの調子が上向いてこない。前節はホームでハノーファー相手に5-4と、ダイナミックとも大味とも言える試合を展開。今節は16位のアウフスブルク相手に、アウェーながら0-0と苦しんだ。

 試合後、ケラー監督は「アウフスブルクはとてもアグレッシブで難しい試合になるとわかっていた。彼らはとてもいいプレイをした」とコメント。アウクスブルクのバインツィアル監督は「素晴らしいパフォーマンスを見せた。前半は試合を支配して進めることができた。後半はシャルケが高い個の能力でチャンスを作った。試合を通して、我々はゲームを組み立てる能力を示した」と、手放しで自らのチームを称えている。

 アウフスブルクは4-1-4-1の布陣で、守備を安定させて試合に入った。一方のシャルケは通常の4-2-3-1ではなく、4-4-2に変更してこの試合に臨んだ。フンテラールをマリカと並べて2トップとし、ヘーガーを外してホルトビーとノイシュテッターをセントラルミッドフィルダーとした。いつもは2列目の中央に入ることの多いホルトビーを1列下げてフォワードを2枚にすることで、より攻撃的になるはずだという意図だ。だが、慣れないせいか、前半は圧倒的に相手にチャンスを許した。

 5分にはチ・ドンウォンが最初のシュートを放ち、アウフスブルクが攻勢にでる。力関係は本来のものと逆転し、シャルケは引いたままスペースを消しに走ることに終始する。20分にはアウフスブルクのメルダースがドリブルでゴールライン際までえぐって折り返す。そこにク・ジャチョルがタイミング良く走りこみ、ペナルティエリア内でフリーでシュートを放つが大きく枠を外れた。

「相手のチャンスはあったけど、遠目のシュートがバーにあたったり、やられる感じはなかった。チャンス自体はうちのほうも多かったけど、相手はもっとそういう感じ(だっただろう)。(アウフスブルクはうちの攻撃に対して)怖さは感じていなかったと思う」