森保一監督の采配が最大の見ものとなるE-1選手権。誰を招集すべきか、23人を独断で選考
7月19日に開幕するE-1サッカー選手権。現在ほとんどのA代表メンバーがヨーロッパ組で占められている森保ジャパンにおいて、国内組だけで臨まなければならい今大会と、どのように向き合えばいいのか。
これまでの森保一監督の発言に照らし合わせれば、4カ月後のカタールW杯のメンバー選考の場として考えるのは難しいというのが現状だ。実際、W杯経験組の長友佑都、酒井宏樹、大迫勇也の3人は、すでに指揮官が招集の対象外としている。
その一方で、今月上旬にウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップで3位に輝いたU-21日本代表メンバーのなかからも、森保監督は数名の選出を明言している。彼らは2024年パリ五輪を目指すメンバーだけに、そこには中期的な選手育成を目的とした招集の狙いが見え隠れする。
要するに、選手選考という視点に立てば、今大会の位置づけは極めて曖昧なのだ。少なくとも、カタールW杯との関連性は極めて希薄というのが実際のところだろう。
とはいえ、森保監督自身にとっては、W杯本番までに残された数少ない実戦の場であることは間違いない。対戦相手は、香港、中国、韓国。過去の例から見ても、特に韓国戦で失態を見せるようなことがあれば、カタールW杯に向けて逆風にさらされることは必至だ。
しかも、今大会は中国が開催をキャンセルしたことで、急きょ、日本開催になった。これまでも、森保監督は「ホームではどんな試合でも勝たなければいけない」と繰り返し述べてきただけに、勝つための采配が求められる。
そんな状況で臨むE-1選手権に向けて、どのようなメンバーを招集すべきか。ここでは、すでに招集対象外とされたベテラン3人を除く国内組と、U-21代表の有力選手をミックスした23人を独断でセレクトしてみる。
「代表に選ばれて当然」の声もある鈴木優磨(鹿島アントラーズ)この記事に関連する写真を見るGK
権田修一(清水エスパルス)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、鈴木彩艶(浦和レッズ)
DF
山根視来(川崎フロンターレ)、中谷進之介(名古屋グランパス)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、安西幸輝(鹿島アントラーズ)、常本佳吾(鹿島アントラーズ)、西尾隆矢(セレッソ大阪)、古賀太陽(柏レイソル)、小池龍太(横浜F・マリノス)
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