2019.04.27

ポンセ、突然ユーチューバーに。
その狙いと近況を本人に直撃した!

  • 桜田進ノ介●文 text by Sakurada Shinnosuke

──ところで、日本では以前、帰国後のポンセさんがトラック運転手になったらしいという噂が流れました。ポンセさんほどの強打者が球界から離れてしまうのは残念との声も多かったのですが、それってホントですか?

「はい、それは事実です。マイナーリーグのコーチを務めたあとは、バドワイザーのトラック運転手を16年間やっていました。でも心配しないでください。私は野球の指導をやめたことは一度もありません。当時も、野球の指導に支障のない時間帯だけトラックに乗り、それ以外は中学生や高校生レベルの選手の指導を続けて、監督もしていたんですよ」

 どうやら野球への情熱はホエールズ時代と少しも変わらないようだ。動画コンテンツのなかには、技術指導だけでなく、現役時代に親しかった故・加藤博一さんとの思い出に触れたものもある。

──ポンセさんが今も博一さんをリスペクトしてくれているのを知って、胸が熱くなりました。ほかに、当時の選手で印象に残っているのは誰ですか?

「いちばん仲がよかったのがカトウさんだったんです。そして、高木豊さん、山下大輔さん、若菜嘉晴さん……あの頃のチームメイトのことは今でも懐かしく思い出されます。ライバルチームでは、阪神タイガースのランディ・バース選手の凄まじいパワー、中日ドラゴンズの落合博満選手の巧みな技術。落合さんは、オーソドックスなものとはまた違ったスイングの仕方がとても印象深かったですね」

親友だった加藤博一さんとのパフォーマンスを再現する動画も

──日本でプレーしていた頃、いちばんうれしかったことは何ですか?

「横浜大洋ホエールズの一員になったとき、ファンのみなさんが、私のことをすぐに受け入れてくれたことです。とても光栄に思っています。それと、やはりホームラン王と打点王のタイトルを獲得できたことかな。私が獲るなんて、きっと誰も予想していなかったでしょうから(笑)」