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柿谷曜一朗が、今の自分を「カッコいい」と言い切る根拠とは? (3ページ目)

 チームメイトで柿谷選手と大の仲良しの山口蛍選手は、共に行動することが多かった清武弘嗣選手がニュルンベルグ(ドイツ)へ移籍してひとりでいることが多くなっていた時に、柿谷選手から声をかけてもらい、「一気に仲良くなった」と話していました。柿谷選手も、「チームでも日本代表でも、蛍がいるから大丈夫!心配ない!」とおっしゃるほどふたりは仲がよいようです。一緒に切磋琢磨し、互いに信頼できるチームメイトがいるということは、本当にすばらしいことですよね。

 そして、柿谷選手もまた、以前取材した山口選手同様、セレッソ愛を持っています。「まずセレッソの優勝があって、その先に日本代表がある」と熱く語り、「自分をカッコいいと思いますか?」という質問には「そりゃセレッソの8番を背負っているんですから、カッコいいに決まってるでしょ!」と答える。自分ではなく、「セレッソの8番」だからカッコいいと言い切る生粋(きっすい)のセレッソ育ちなのです。

photo by Murakami Shogophoto by Murakami Shogo セレッソを愛し、セレッソファンにも愛されている柿谷選手は、練習場でも待っている大勢のファン全員に、1時間半ぐらいかけてサインを書き続けるそうです。「サインが終わるまでが練習時間」と柿谷選手が言うように、セレッソの選手たちはそれを当たり前のことと考えているのです。それは、ファンにとってはものすごく嬉しいことですし、だからこそ、セレッソ大阪の人気はまだまだ上がっていきそうだなと思いました。
 
 今年、爆発的な活躍を見せてくれるような予感がビシビシ漂う柿谷選手! Jリーグで、日本代表で、人気も実力も伸び盛りの柿谷選手のさらなる活躍に大いに期待です!

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