エムバペ、メッシ、ネイマールが来日。パリ・サンジェルマンが7月に川崎F、浦和、G大阪と対戦

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  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao

ジャパンツアー発表会のために来日したエムボマ氏(左)と、PSGアジア・パシフィック代表のセバスチャン・ヴァセル⽒ジャパンツアー発表会のために来日したエムボマ氏(左)と、PSGアジア・パシフィック代表のセバスチャン・ヴァセル⽒
 今年7月、サッカー界の超一流タレントをそろえるフランスの名門チーム、パリ・サンジェルマンが、ジャパンツアーを開催することになった。キリアン・エムバペ、リオネル・メッシ、ネイマールを要するパリ・サンジェルマンは、ここ10年、毎年のようにタイトルを獲得し、昨シーズンはリーグ戦で優勝を飾るなど、名実ともに世界最高峰のビッグクラブとして知られている。

 今回の来日で対戦するのは、川崎フロンターレ(7/20・国立競技場)、浦和レッズ(7/23・埼玉スタジアム)、ガンバ大阪(7/25・パナソニックスタジアム吹田)の3チーム。現時点で、前述した3選手も来日することが決まっており、TBSで生中継もされるため、大きな注目を集めるだろう。

 このパリ・サンジェルマンの来日を前に、5月26日、都内で記者発表会が行なわれた。その席には、パリ・サンジェルマンやガンバ大阪などで活躍したパトリック・エムボマ氏が参加。さらにツアーアンバサダーに任命された三浦知良選手もオンラインで出席した。

 エムボマ氏は「私が注目しているのは、エムバペ選手です。彼はスピード、テクニック、センスがありますので、チーム内ではズバ抜けた存在。これから彼のプレーはさらに磨き上げられていくでしょう」と最大級の賛辞を贈るとともに、「パリ・サンジェルマンは私が育ててくれたクラブで、ガンバ大阪は私を輝かせてくれたクラブ。どちらを応援するのかと言われれば、今回パリ・サンジェルマンが私を招いてくれたので、パリを応援します」と笑顔を見せた。

 エムボマ氏とも親交のある三浦選手は「ちょっと太った?」とエムボマ氏に語りかけて笑いを誘いつつ、「30周年を迎えたJリーグがこれから新たなステージに入っていくなかで、このような試合が開催されることは、これから30年のスタートとして、すごく意味の大きいことだと思います」とジャパンツアーの意義を強調した。

 近年、日本オフィスを立ち上げたパリ・サンジェルマンは、東京都渋谷区と愛知県名古屋市にパリ・サンジェルマンストアを開店させ、日本のeスポーツリーグへも参戦するなど、積極的な展開を行なっている。PSGアジア・パシフィック代表のセバスチャン・ヴァセル⽒は、「2011年に壮大なプロジェクトを発足して以来、日本の熱いファンは我々の戦略にとって重要な位置を占めており、他にもいくつかのプロジェクトが動いている。7月には新たにエキサイティングなニュースをお届けできるでしょう」とさらなるサプライズを用意していることを明かした。


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