TBS近藤夏子アナのスポーツずくめの日常。木梨憲武の勧めでゴルフを始め、来年は「ホノルルマラソンに出たい!」

  • 池田鉄平●文 text by Ikeda Teppei
  • 山本雷太●撮影 photo by Yamamoto Raita

TBS近藤夏子アナウンサー・インタビュー前編

行動や言葉の端々から「スポーツが大好き!」という気持ちがあふれ出る、TBSの近藤夏子(こんどう・かこ)アナウンサー。「体育会系家族」のなかで育ち、常にスポーツが身近にあったとのことで、スポーツ番組『S☆1』担当に決まった時は、「本当にうれしかった」と言います。「名前はカコでも未来志向!」という近藤アナのインタビュー前編では、スポーツ好きの素顔に迫ります。

スポーツ番組『S☆1』のメインキャスターを務めるTBS近藤夏子アナウンサースポーツ番組『S☆1』のメインキャスターを務めるTBS近藤夏子アナウンサーこの記事に関連する写真を見る◆ ◆ ◆

体育会系家族に囲まれて

近藤夏子 両親はずっと体育会系で、父はアメリカンフットボールをやっていました。その影響で私も小学1年生の時から中学前くらいまで、タックルのない「フラッグフットボール」というのをやっていたんですよ。男女混合なので、中学になると男子が強くなる。これは危ないと思って中学校では陸上部に入りました。

 もともと高校ではラクロスをしたかったんです。それで中学時代に走っておけば絶対何でも使えるし、足が速い人ってカッコいいという憧れもあって陸上部へ。走るのは気持ちよくて好きなんですが、取り組んでいた800mはキツすぎて、走るたびに手を強く握りしめすぎて爪が当たって、手のひらが内出血してしまいました。

 高校はラクロス。そして大学ではアメフトのマネージャーをしたいと小学校から決めていたんですが、ちょうど芸能界の仕事をすることになり、両立できなくて。マネージャーをできない代わりに試合の応援にはよく行っていました。

 母はテニス、双子の弟たちもアメフト。家族全員がスポーツ中心の生活で、もう精神的なところから体育会系なんですよ。「返事は1回」とか「ご飯を残すな」とか。それが当たり前でした。おかげでちょっとやそっとじゃくじけない。一緒にスポーツをしたり、見て楽しんだりもしますし、すごくにぎやかで楽しい家族です。自慢ですね。

 どのアスリートに憧れた、この選手を追っていた、ということは思い当りません。とにかくスポーツを見るのが好きなんです。チーム競技も、個人競技も。小さい頃から年明けは必ず駅伝を見ますし、世界陸上がテレビでやっていれば見る。アメフトも、家でアメリカのケーブルテレビを引いていて家族で見ていたり。いろんなスポーツの大会とか試合とかやっていれば見る。今も変わりませんね。

 自分で「ほんとにスポーツが好きなんだな」と思ったのは、最近休日に家でテレビを見ていた時のこと。最初はラグビーを見ていて、次に競馬が始まると思ってチャンネルを替えて、競馬が終わったからまた戻して。それで途中にプロ野球に変えたりとか。その日にラグビーも野球も競馬も『S☆1』で扱うので見ておこうと思って、プロ野球もたくさん試合があるから何チャンネルも回さなきゃ......とかやっていたら、「私、試合を見るのがすごく好きなんだ」ってあらためて実感しましたね。

この記事に関連する写真を見る

1 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る