2018.02.18

苦しむジャンプ陣、ひとり好調の
小林陵侑が「臨時エース」で団体戦へ

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • photo by JMPA

「そんなに考え過ぎていないのが、いいのではないかと思います。選手村に入ってからは観られるスポーツがいろいろあるので、気持ちも楽になりました。ジャンプ自体も安定してきていると思うし、うまくピークも合わせられたのではないかと思います」

 若い選手は大舞台でのこのような好成績の経験で、自信や勢いを持ち、一気に伸びる可能性を秘めている。陵侑もそうした経験をオリンピックの場でしているのだろう。

 ラージヒル予選のあと葛西は、監督として陵侑の結果を「ゲートが上がったことや、風がよかったという理由はありますが、自信はついたと思う。団体ではエースが揃う4番手をやらせてみたいですね」と評価した。陵侑はそのポジションも「緊張すると思うけど、やってみたい気持ちはあります」と前向きだ。

 勢いのある若い選手の登場は、日本ジャンプチームがずっと待ち望んでいたこと。19日に行なわれるラージヒル団体では陵侑にさらに自信を深めるジャンプをしてもらいたい。

◆宇野昌磨、あっけらかんと銀メダル。早くも「頂点への課題」を挙げる>>

◆カーリング日本女子が快進撃。厄介なアイスに負けずメダルに突き進む>>

■平昌五輪 記事一覧>>

関連記事