110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士は「人が喜んでくれるから相撲を取る」 いまは恋愛よりも「親や地元の方々への恩返し」

  • 飯塚さき●取材・文 text by Iizuka Saki
  • 中村博之●写真 photo by Nakamura Hiroyuki

尊敬する横綱・照ノ富士の人間性を追い求めるという尊富士 photo by Nakamura Hiroyuki尊敬する横綱・照ノ富士の人間性を追い求めるという尊富士 photo by Nakamura Hiroyukiこの記事に関連する写真を見る

尊富士インタビュー後編

 大相撲春(3月)場所で初優勝した、伊勢ヶ濱部屋の尊富士。相撲どころの青森県五所川原市に生まれ、アマチュア相撲経験者だった祖父の影響で、物心ついたときから相撲に取り組んだ。強豪校である鳥取城北高校、そして日本大学を経て、大相撲の門をたたき、わずか10場所で幕内最高優勝を勝ち取った。インタビュー後編では、地元や家族への思いと土俵外での様子についてうかがう。

1 / 3

著者プロフィール

  • 飯塚さき

    飯塚さき (いいづか・さき)

    1989(平成元)年生まれ、さいたま市出身。早稲田大学国際教養学部卒業。ベースボール・マガジン社に勤務後、2018年に独立。フリーのスポーツライターとして『相撲』(同社)、『大相撲ジャーナル』(アプリスタイル)、Yahoo!ニュースなどで執筆中。2019年ラグビーワールドカップでは、アメリカ代表チーム通訳として1カ月間帯同した。著書に『日本で力士になるということ 外国出身力士の魂』、横綱・照ノ富士の著書『奈落の底から見上げた明日』では構成・インタビューを担当。2024年1月3日、TBS『マツコの知らない世界 新春SP』に貴景勝らと出演し、ちゃんこをはじめとする絶品「相撲メシ」を紹介した。

110年ぶりの新入幕優勝・尊富士フォトギャラリー

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る