【競馬予想】菊花賞は「荒れる」穴党記者は異なる展開によって浮上する2頭の伏兵に注目 (2ページ目)
今年の厳寒期に施行された時には良馬場でも芝の塊が飛んで、グランドオープンしてからまだ2年弱の京都の馬場は、馬に踏み固められていない、路盤が緩い印象がありました。そこから、春から初夏の開催を経て、この秋には急激によくなったように思います。
その要因は、JRAが開発したエクイターフ(根っこが多く、クッション性が高い芝)以上に根が張る芝を使用していることも挙げられます。とにかく、そうした良好な馬場状態にあって、今週も前と内が優位に運べる舞台と見たほうがいいいでしょう」
そこで、吉田記者は2頭の穴馬候補をピックアップした。
「まず狙いたいのは、エコロヴァルツ(牡3歳)です。逃げるメイショウタバル(牡3歳)もノーチャンスではないのですが、実績からしてやはり道悪でこその馬。エコロヴァルツはそのメイショウタバルが作るペースを、前づけ(理想は離れた2番手)の競馬で運べると踏んでいます。
菊花賞での一発が期待されるエコロヴァルツ photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る 2歳時のGI朝日杯フューチュリティS(阪神・芝1600m)では後方から追い込んで2着に入りましたが、好発走から好位を確保しようとしたところで大きな不利を受けて、最後方に下がってしまってのこと。GI皐月賞(7着。4月14日/中山・芝2000m)もスタートのタイミングが少し合わず、内、外から狭められて後ろからの競馬になってしまいました。
それら以外は、抜群のスタートセンスを見せており、好位から結果を出してきました。道中、折り合いに苦労しない点も魅力です。
以前は華奢な面が見られた馬体も、ひと夏越して上下、左右のバランスが良化。中・長距離を走れるシルエットになってきました。今回の馬場とメンバーであれば、勝負どころでのプレッシャーもキツくないでしょうし、先行、あるいは好位からの絶妙な抜け出しを期待したいです」
2 / 3


