詳細データあり! 夏競馬「新潟」「札幌」の種牡馬成績トップ20 過去5年の傾向では、馬券的な妙味がありそうな馬が多数 (4ページ目)
【札幌・ダート】
勝率、馬券的妙味のバランスがいいのが4位のマジェスティックウォリアーで、勝利数は4位だが、複勝率はベスト20種牡馬の中でトップの39.5%を誇る。距離は11勝中9勝が1700m。性別は牝馬6勝、牡馬3勝と牝馬が上回っている。
出走頭数は少ないが、18位フリオーソも高勝率。2022年の1勝クラス1700mを、12番人気・単勝8370円で勝利したウインホノカの影響が大きいが、ほかにも7番人気馬による勝利や6番人気2着などもある。距離は1700mが3勝で最多。2400mは3戦と少ないものの、1勝、2着2回と連対を外していない。
以上、夏の新潟と札幌の注目種牡馬をピックアップした。今回は馬券的な妙味が高い馬が多く見つかったので、高配当を狙っていきたい。
著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
【写真】夏競馬 芝とダートの種牡馬成績トップ20
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