堤礼実アナの夢のような3週間。
歴史的快挙に「私たち、持っていますね」

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 デアリングタクトが無敗の牝馬三冠を成し遂げたことで、「本当にすごい記録が達成されたんだな」と思うとともに、「これは、来週も(コントレイルの無敗の三冠が)あるのかも」と、菊花賞へ向けて勢いがついたというか、ますます期待が高まっていたのは確かなのですが......、やっぱり心配だったんです。

 そんなとき、レース当日の朝、京都競馬場の上空に飛行機雲がかかっていた(コントレイルの馬名の意味は「飛行機雲」)、というSNSの書き込みを見かけたんです。そんな話を本番前に、DAIGOさんや佐野さんともしていたら、「それは三冠達成のサインじゃない?」という話になって。レースを前に、前向きな気持ちになれましたね。

 レース中は、ゴールするまでもちろん心の底から応援しました。かなりの接戦で、最後はヒヤッとしましたが、コントレイルがグッと前に出てきたときは、「ナメてかかったらダメだよ」と言われているような気になりました。圧勝ももちろんいいですが、僅差で競り勝つのもカッコよかったです(笑)。

 これまでコントレイルは、本当に力がある馬だからこそ、余裕を出してしまうことが、過去のレースではあったと聞いています。ですが、菊花賞を見ていると、相手が強くなればなるほど、まだまだ力を出してくれそうな気がして、この先、もっともっと力強い走りを見せてくれるのではないかな、といった期待が膨らみましたね。

 また、菊花賞に関しては、勝ったコントレイルもさることながら、2着のアリストテレスも強かったですね。オンエアー後に出演者のみなさんがそろって言っていたのは、「クリストフ・ルメール騎手の乗り方が光っていた。馬の潜在能力を引き出す騎乗がものすごくよかった」ということでした。激闘を演じたアリストテレスとルメール騎手にも、拍手を送りたいと思います。

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