2020.02.14

京都記念、人気馬に危険な歴史。
むしろ3番、6番人気が好走している

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 GII京都記念(京都・芝2200m)が2月16日に行なわれる。

 伝統の中距離重賞とあって、過去のレースを振り返ってみると、GI馬をはじめ、GIで好走歴がある馬、重賞実績豊富な馬など、強豪実力馬が数多く出走している。そのため、「堅いレース」といったイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

 実際、過去10年の結果を見てみると、7番人気以上の人気薄が馬券圏内(3着以内)に絡んだことはなく、"大荒れ"という結果になることはほとんどない。

 しかし一方で、大本命と目されていた馬の、"まさか"という敗戦が何度となく起こっている。

 たとえば、2014年。牝馬三冠(桜花賞、オークス、秋華賞)を達成し、その後もGIジャパンC(東京・芝2400m)で連覇を果たすなど、GI戦線で存在感を示していたジェンティルドンナが、単勝1.6倍という圧倒的な支持を集めながら、6着に沈んで人気を裏切った。

 その翌年(2015年)も、桜花賞馬のハープスターが1.8倍、ダービー馬のキズナが2.3倍と、2頭が断然の人気を獲得。大方の予想では、両者のマッチレースになると見られていたが、キズナが3着、ハープスターが5着に屈した。

 さらに、2017年にマカヒキ、2018年にレイデオロと、前年のダービー馬が単勝1倍台の人気を得ながら、いずれも3着に敗れている。

 実は、レース前のイメージに比べると、波乱が起こりやすく、馬券も思いのほかオイシイ配当になることが多いのだ。

 結局、実績のある有力馬にとっては、ここはあくまでもGIシーズンへ向けての叩き台。その分、足元をすくわれることが多いのだろう。