ローカルハンデ重賞は宝の山!小倉記念はコース適性重視で高配当ゲット (3ページ目)
昨年のGIII函館記念2着のケイティープライド(牡7歳/栗東・角田晃一厩舎)は、今年もGIII函館記念(7月16日/芝2000m)に出走し、0秒2差の5着に入った。小倉では5戦して1勝、2着1回とまずまず。ここ3戦して8着、7着、5着と馬券圏内を外しているが、勝ち馬からの差は0秒4、0秒4、0秒2とそれほど大きく負けておらず、軽視は禁物だ。
フェルメッツァ(牡6歳/栗東・松永幹夫厩舎)はクランモンタナと同じく母の父にトニービンを持つ配合。小倉は1戦して、昨年のOP関門橋S(芝1800m)で2着に入っている。前走のGIII七夕賞(7月9日/福島・芝2000m)で0秒4差、5着からの参戦だ。
タツゴウゲキ(牡5歳/栗東・鮫島一歩厩舎)はマーベラスサンデー産駒。父系の実績はそれほどないが、この馬の叔父ニシノメイゲツはOP芙蓉Sの勝ち馬、祖母ニシノムーンライトは6勝を挙げ、GIIIクイーンS4着など重賞実績もある素質馬だった。前走、6着に敗れたGIII七夕賞は好位置をキープしていたが、4角手前で下がってきた馬が邪魔になり、後退せざるを得ないロスが大きかった。着差も0秒4なら、見直したい。
以上、小倉記念の有力馬から穴馬候補まで何頭か紹介した。波乱必至のレースでもあるので、筆者としてはベルーフ、ケイティープライド、フェルメッツァ、タツゴウゲキあたりの穴馬に期待したい。
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