朝日杯FSで怪物娘ミスエルテを
驚かせる「超穴馬2頭」が浮上した
2歳の若駒が覇権を争う朝日杯フューチュリティS(以下、朝日杯FS。12月18日/阪神・芝1600m)。通常、このレースは牡馬同士の決戦になることがほとんどだが、今年は1頭の「怪物牝馬」に他の牡馬たちが挑む構図となっている。
怪物牝馬とは、2戦2勝のミスエルテ。海外GI10勝を挙げ、怪物の名をほしいままに引退したフランケルを父に持つ良血馬だ。9月のデビュー戦で難なく快勝すると、続くGIIIファンタジーS(11月5日/京都・芝1400m)では、スタートで出遅れながら直線一気の差し切り勝ち。明らかに次元の違う走りを見せて、評判どおりの"大物"であることを実証した。
怪物娘ミスエルテを脅かす馬はいるか そのミスエルテが、牝馬限定となる1週前のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)ではなく、強力牡馬が相手となる朝日杯FSへの参戦を決定した。牝馬とはいえ、ミスエルテの1番人気は濃厚。阪神JFを制したソウルスターリングに続く、フランケルの娘による戴冠が期待されている。
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