ビッグボーナス11億円。松山英樹は米ツアー年間王者になれそうか? (3ページ目)
前述したとおり、レギュラーシーズンが終わった時点でポイントレース1位だった松山だが、プレーオフを迎えてからの出来は今ひとつ。メジャー最終戦の全米プロ選手権を5位で終えたあと、明らかに調子を落としている。
プレーオフ初戦のノーザントラストでは予選落ち。2戦目のデルテクノロジーズ選手権では23位タイに終わっている。それでも、デルテクノロジーズ選手権の最終日に「66」の好スコアをマークしたことは、今後に向けて好材料だ。
「ショットはまあ、上向きです。特にアイアンはだいぶよくなってきました。あとは、ドライバーとウエッジのつながりがよくなれば......。パットは自信がないので、何かひとつ決めたことをやりたい」
松山自身、徐々に前向きな姿勢を見せ始めている。年間王者獲得へ、期待は膨らむ。
ところで、日本円でおよそ11億円というボーナスなんて、庶民にはとても想像がつかない金額だ。人それぞれ使い道はあるのだろうが、昨季の年間王者に輝いて、このビッグボーナスを手にしたロリー・マキロイ(28歳/北アイルランド)は、こんなふうに語っている。
昨季、年間チャンピオンとなったロリー・マキロイ
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