オルンガとエムボマ、どっちがすごい?Jに衝撃を与えるアフリカン (5ページ目)

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki

 ただし、エムボマの異次元とも言うべき活躍は、実質1シーズンのみである。1998年夏にイタリア・セリエAのカリアリへ移籍したあと、2003年にJリーグへ戻ったエムボマは、東京ヴェルディと神戸でプレーしたが、その間は2003年の23試合出場13ゴールが最多。初見のインパクトには遠く及ばなかった。

 だとすれば、オルンガが来季以降もJリーグでプレーを続け、今季と同じように得点を量産することになったらどうか。

 史上最強アフリカンストライカーの称号は、このケニア代表FWにこそふさわしい。

 誰もがそう認めることになるのかもしれない。

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