2020.03.11

車椅子ソフトボール日本代表の優勝と、アメリカで感じたバリアフリー

  • 荒木美晴●構成 text by Araki Miharu
  • 山本雷太●写真 photo by Yamamoto Raita

■TBSアナウンサーの高畑百合子さんが、パラスポーツの取材現場や、パラアスリートとの触れ合いを通じて感じたこと、思ったことを伝えていく連載がスタート!

「webスポルティーバ」をご覧の皆様、初めまして。TBSアナウンサーの高畑百合子です。初回は、夫でパラアスリートの堀江航とともにアメリカで見て、体験してきたこと、そこから感じたことをお伝えしたいと思います。

 昨年の8月、年に一度行なわれる車椅子ソフトボールのワールドシリーズがアメリカのカンザスシティで開催されました。夫(パラアスリートの堀江航)が日本代表として参加するその大会に、私も夏休みを使って帯同してきました。

アメリカのスーパーで見つけた車椅子に乗ったバービー人形 その大会は18チームがエントリーする全米選手権と、3カ国による国際ディビジョンを開き、なんと日本代表が国際ディビジョンで強豪国のアメリカとラテンアメリカを破って優勝しました。日本代表の特徴は、堅い守備力とバントなど小技でつなぐチームプレー。役割がはっきりしていて、「塁に出ている選手を何としても返すぞ!」という気迫を感じました。

 優勝候補のアメリカは「俺が打って、戻ってやるぜ!」と、いい意味で個人プレーが光っていました。パワフルで、ホームにもキャッチャーを完全に弾き飛ばす勢いで戻ってくるんですよ。観ている私は、その迫力に圧倒されてしまったんですが、各チームのカラーが出ていて興味深かったです。