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この夏、もっとも印象に残っている日大三・森主将の言葉 (3ページ目)

photo by Saga Akihirophoto by Saga Akihiro「試合に出られない間、自分を支えてくれた人たちへの感謝を忘れないで、一生懸命戦います」

 主将でありながらケガで練習ができず、試合に出られない。そんな自分を、チームメイトや監督、家族をはじめ、たくさんの人が支えてくれた。すべての人への感謝の気持ちがあるからこそ、「人のために頑張ろうとする時が、一番力を出せる時」という言葉もごく自然に、森選手の口から出てきたのだと思います。

 ベンチやグラウンドにいる仲間、スタンドにいる先輩や後輩のため、支えてくれたすべての人のために全力でプレイする。13日の日大山形との「日大対決」で日大三は残念ながら敗退してしまいましたが、森選手は言葉で、プレイで、チームを引っ張る主将として存在感を見せてくれました。

 甲子園の取材をしていると、「精一杯」「一生懸命」という姿勢や気持ちが選手のみなさんから伝わってきます。私もその気持ちを忘れずに取材を続け、一瞬一瞬、球児のみなさんが何を感じ、どんなことを考えているのか、その一挙手一投足を見逃さずに、選手ひとりひとりの言葉をしっかりと書き留めておきたいと思います。
『熱闘甲子園』

8月8日から決勝戦まで連日生放送
ABC・テレビ朝日系列全国ネット
平日 午後11:10~ 土日 午後11:15~ ※時間変更の場合あり
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