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ラグビー日本代表歴代キャプテン対談 大正製薬協賛25年目記念の特別企画で明かされた「知られざるキャプテンの仕事」とは (2ページ目)

  • text by Sportiva

「感謝しかない」

 大正製薬が今年、ラグビー日本代表協賛25年目になることについて箕内氏は「当時から感謝しかなかった。サポートし続けてくれたからこそ今があると思っている」と語り、廣瀬氏も「他の国はスポンサーしている企業が変わることが多いので、あらためて25年はすごいこと」と大正製薬に対して謝意を述べた。

 また菊谷氏は「『リポビタンD』が胸に入っているのが当たり前だったし、海外のチームを日本に呼んできてくれているので、あの優勝カップを掲げなくては申し訳ないと思っていた」と気合いの入った大会だったことを明かした。

 そして次世代を担う若者たちに対して菊谷氏は「僕はラグビーがなかったら世界のいろんな国の人たちと触れ合う機会がなかったし、ラグビーをしたことによって自分のフレームを広げてもらった。チャンスは誰しも訪れるので、そこに一歩踏み出すこと、チャレンジしていくことを大切にしてほしい」とエールを送った。

 箕内氏は「若者たちは本当に多くの可能性を持っている。僕はラグビーにこだわる必要はないと思っていて、いろんなスポーツを通じて人生を豊かにしてほしい」と語ると、廣瀬氏は教育的な観点から「言われたことをやるのではなく、自らやって、考えてみて、やりたいことを見つけてほしい。自分と向き合い自分の可能性を感じてほしい」と若者たちの活躍に期待を寄せた。

 またこの対談では、「リポビタンDチャレンジカップ2025」6月28日(土)JAPAN XV vsマオリ・オールブラックス、7月5日(土)、7月12日(土)日本vsウェールズの2連戦の見どころなども語り合った。その模様は動画として6月20日(金)に大正製薬ラグビー応援部Xで配信予定だ。

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