内田篤人と考えるSDGs。貴島明日香も初めて知ったeスポーツとの関係とは
番組で生徒役を務める内田篤人
内田篤人が活動の幅を広げSDGsの世界へ
鹿島アントラーズでプロ選手のキャリアをスタートさせ、ドイツブンデスリーガの名門シャルケなどでも活躍した内田篤人。2020年8月、約15年に渡る選手生活にピリオドを打ったのちには、日本サッカー協会のロールモデルコーチに任命され、世界の舞台で培ったその経験と知見を後進の育成に当てる活動を行なったり、Jリーグ特任理事にも就任したりと、サッカー界におけるさまざまな分野で活躍をしている。
このようにサッカー界に軸足を置く内田だが、活動の幅を限定しようと思っているわけではない。約8年間に渡る海外生活、そして日本代表などでの海外遠征のなかで、人や国の不平等、平和と公正とは何なのかなどを抱くことがあり、現役引退後にはさらに学びを深め、よりよい社会の実現に貢献したいという思いがあった。
そんな内田の思いに共感したのがLIXIL。鹿島アントラーズを長年スポンサードした縁もあり、LIXILが内田を『LIXIL SDGsアンバサダー』に任命。2021年7月には、彼の思いをYouTube番組『内田篤人のSDGsスクール!』という形で具現化した。
生徒役として出演。130万回再生超えも
SDGsは「持続可能な開発目標」の意味で、「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」など17項目の目標達成に向け、世界中でさまざまな取り組みが行なわれている。しかし項目が多いこと、人権、経済・社会、地球環境の分野にまたがった課題であることもあり、深く理解できていない印象もある。
そんなSDGsを楽しく学べる番組が、『内田篤人のSDGsスクール!』だ。生徒役に内田、お笑い芸人のなすなかにしの中西茂樹、子役の秋田紗良、担任役をなすなかにしの那須晃行が担当。毎回、話題のゲストを迎えて、日々の生活のなかから、SDGsに関わることを楽しくわかりやすく解説してくれる、教育バラエティー番組だ。
この番組は、YouTubeで公開され、2021年7月の第1回の放送からすでに30本以上を配信。なかには130万回再生を超える回もある。これらはすべてアーカイブ化されているので、いつでも気軽に楽しむことができる。
楽しい雰囲気で進む『内田篤人のSDGsスクール!』
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