ロコ・ソラーレが日本選手権で優勝できたのはなぜか。ディティールを突き詰めた総合力の高さを証明した (3ページ目)

　これで今季のカーリングシーズンは終了するが、五輪開催もあって５月まで日程が延びた変則的なシーズンとなったため、このオフは短い。来季は早くも８月から国内大会がスタートする。

　来年の１月末には再び常呂町で日本選手権が開催される。はや８カ月後のことだ。

　まだ選考方法は発表されていないが、2026年のミラノ／コルティナ・ダンペッツォ五輪の代表選考に向けて、大切な大会のひとつになることは間違いない。プレーオフに進出した４チームをはじめ、ジュニアの世界選手権で金メダルを獲得したSC軽井沢クラブJr.なども加わって、さらなる混戦、群雄割拠が予想される。

　効果的な強化に成功し、よりよいシーズンを迎えることができるチームはどこか。最高峰の舞台への、新たな戦いがまた始まる。