羽生結弦が手応えをつかんだ来季の武器は4回転5本か、それとも...

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

 4月21日の世界フィギュアスケート国別対抗戦、男子フリーの演技を終えた羽生結弦は、最後のトリプルアクセルへの挑戦を、「意地でしたね。意地のパンクでした」と言って明るく笑った。

 国別対抗戦男子フリーで1位になった羽生結弦 国別対抗戦男子フリーで1位になった羽生結弦「あの時はいろいろ考えていたんです。イナバウアーをやってそのままアクセルにいこうか、それとも1回ホークを入れてからアクセルにいこうか、イーグルを入れてからのアクセルにしようかと迷ったんです。でも,ここまで来たらいちばん難しいことをやって最後の最後は笑っていたいと思い、いちばん難しいイーグルを入れてからのアクセルにしたんです」

1 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る