【競馬予想】NHKマイルCは高配当ゲットのチャンス! 2歳時に重賞を制した実績馬2頭が本領発揮 (2ページ目)
NHKマイルCでの大駆けが見込まれるサトノカルナバル photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る「鞍上がダミアン・レーン騎手となった分、配当的な妙味はいくらか薄くなってしまいましたが、秘める能力の高さからすると、金星もあると期待しています。
前走のGIII共同通信杯(2月16日/東京・芝1800m)は5着に敗れましたが、敗因は初めて挑む1800mという距離が長かったからでしょう。中間の調教がよかったにもかかわらず、直線で思ったより弾けなかったですからね。
新馬戦(6月22日/東京・芝1400m)、続く2戦目のGIII函館2歳S(7月13日/函館・芝1200m)と連勝しているように、もともと同馬はスピードが勝ったタイプ。マイル戦になれば、見直せます。
2走前にはアメリカのGIブリーダーズカップジュベナイルターフ(11月1日/デルマー・芝1600m)に挑戦して9着と惨敗を喫していますが、これも初の海外遠征で、仕上がり早な世界トップクラスが相手では分が悪かったと思います。
父がキタサンブラックで、血統的には中距離のイメージが強いかもしれません。しかし、母系はスピード志向が強く、この路線の選択にはトップステーブルである堀宣行厩舎のジャッジを信頼すべきでしょう。
この中間の仕上がりも順調です。1週前追い切りでは、美浦のWコースで5ハロン65秒9-1ハロン10秒9という好時計を馬なりでマーク。併せた古馬オープンのダノンエアズロックを相手に、脚色も優勢で併入しました。
優れた脚力とスピードを感じさせるには、十分な動きを披露。マイルへと距離を短縮した今回、能力全開という姿を見たいですね」
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