競馬場めぐりの合間に、ガールズも
開催される四日市競輪に寄り道 (4ページ目)
東京五輪出場を目指している梶田舞選手 ちなみに、ガールズケイリンではレースのあとに勝利インタビューがあって、選手がファンの人たちにプレゼントを配ってくれる。これまた、うれしいサービスである。そんな中、もはや敵なしと言える、梶田選手はこんなことを言っていた。
「4年後の東京五輪の自転車競技に何としても出たいので、それがモチベーションとなっていますね。それまでは、どんなレースでも負けたくありません」
よし、 おじちゃんもしっかり応援するぞ!
それはともかく、「簡単に取れる」と高をくくっていたガールズケイリンで連敗。その後のレースもことごとく荒れて、ワシは完全に"連敗の泥沼"にはまってしまった。場内の予想業者「東海情報」の白塚山照男さん がっくりとうなだれていると、場内の場立ち予想業者「東海情報」の白塚山照男さんが、こう声をかけてくれた。
「こういう日は難しいけど、逆に荒れると決めつけたなら、それに見合った見方と予想も教えることはできますよ」
白塚山さんが続ける。
「競馬も、ボートレースも見るけど、やっぱり競輪は一番"推理"の要素が強いし、特殊だよね。どのラインがどこでどう動くのか。その動きに合わせて他がどう動くのか。能力だけじゃないので、初めての人にはそこがとっつきにくいとは思うけど、そこを面白く思ってもらえるような予想と、その見方を教えているんで、競輪場に来たら、ぜひ僕らの話を聞きにきてほしいです」
4 / 5