2012.01.02

【競馬】2012年のクラシックロードは、ディープ産駒が席巻する!?

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo
  • 村田利之●写真 photo by Murata Toshiyuki

ブエナビスタの妹だけに、デビュー前から注目を集めていたジョワドヴィーヴル。引退した姉に代わって、2012年は彼女が競馬界を席巻する!? ヴィクトワールピサの日本馬初のドバイWC制覇に始まり、オルフェーヴルの牡馬クラシック三冠達成にわいて、女傑ブエナビスタの引退で幕を閉じた2011年の競馬界。そんな昨年以上に、2012年も魅力的な競馬シーンが見られることを期待したい。

 いちばんの注目は、引退したブエナビスタの妹、ジョワドヴィーヴル。彼女は間違いなく「持っている」馬だ。

 昨年末(2011年12月11日)、過去にどんな名牝にもできなかった1戦1勝のキャリアで、GIの阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)を制するという離れ業をやってのけた。しかも、”15分の6”の抽選をくぐり抜けての快挙だった。

 デビュー戦も強かったが、阪神JFはそれ以上だった。1頭だけ別次元の弾け方をして、2着に2馬身半差をつける完勝。一部の気の早いファンからは「ダービーに挑戦すべし」という声まで上がるほどだ。牡馬、牝馬問わず、2012年のクラシックで最も脚光を浴びるのはこの馬だろう。