【林陵平の戦術徹底レビュー】サッカー日本代表のチュニジア戦完勝に「戦い方のパターンが豊富になった」 (2ページ目)
【美しすぎる崩しから思い起こした4年前】
3点目は、田中の縦パスに上田がフリックし、抜け出した伊東純也が落ち着いてインサイドで流し込む。美しすぎる崩しで得点を決めた。
このシーンを見て林さんは「4年前のコスタリカ戦で置き忘れたものを取り返しに来たと思った。相手がブロックを作っても崩せるだけの力が、本当についたと感じる3点目だった」と感慨深く語った。
【チュニジア戦のMVPは田中碧】
上田が2ゴール1アシストという数字で際立ったが、林さんがMVPに選んだのは田中碧だった。
「上田はもちろんなのですが、背景を含めて考えると田中かなと。ワールドカップ初スタメンで、1戦目は途中からも出ていない状況で、試合に入っていくのは絶対に難しかったと思う。そのなかで期待に応えました。守備でもタフに戦っていましたし、しっかり効いていた」
勝ち点を4に伸ばした日本は、グループリーグ最終戦でスウェーデンと対戦する。チュニジア戦で鎌田のシャドー起用と田中のボランチ起用が機能したことで、「(三笘薫がいないことで生まれた)"左シャドーは誰にする問題"はいったん解決した」と林さん。「いろいろな戦い方のパターンが豊富になった。それが今の日本のいいところ」と次戦への期待を口にした。
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