2013.07.24

吉井理人×田口壮
「初優勝を狙う楽天の最大の敵は西武だ!」

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • 甲斐啓二郎●撮影 photo by Kai keijiro

吉井理人×田口壮 対談(3)

いよいよ後半戦がスタートする。セ・リーグは首位巨人を阪神が2.5ゲーム差で追い、クライマックス・シリーズ(CS)をかけた3位争いは、中日、DeNA、広島、ヤクルトの4チームが4ゲーム差内にひしめき合っている。一方のパ・リーグは、初優勝を狙う楽天が首位で折り返すも、6位オリックスまで7.5ゲーム差と、まだまだ混戦が予想される。そこで吉井理人氏、田口壮氏に後半戦の行方を予想してもらった。

西武の主砲・中村剛也の復帰がいつになるのか気になるところだ

―― 後半戦の展開を予想してほしいのですが、まずはセ・リーグからお願いします。

田口 ここは巨人と阪神の首位争いが続くでしょうね。まあ巨人はケガ人さえ出なければ盤石でしょうが。

吉井 いや、ケガ人が出ても代わりはいっぱいおるで。ただ、阿部慎之助の代わりだけはおらんから、懸念材料があるとすればそこだけかな。

田口 同感です。そこは重要なところですね。あと、長野久義がいつ打ち出すのか興味があります。

吉井 前半戦は苦しんでたね。でも、長野が打ち出したら、巨人はさらに強くなるよな。

田口 独走する可能性もあると思いますよ。

―― その巨人を2.5ゲーム差で追う阪神ですが、キーマンを挙げるとすれば誰ですか?

吉井 勢いという意味でチームの雰囲気を変えたのが西岡剛ですからね。もう少し調子を上げて、チームを引っ張っていってほしいですね。ただひとつ気になるのは、西岡と鳥谷(敬)の温度差かな。

田口 それ、わかる気がします。

吉井 鳥谷は静かに燃えるタイプやからね。ただ、優勝が見えてくればチームはまとまるはずだし、そういう時こそタイプの違うリーダーふたりが、チームを引っ張っていかないといけない。