2017.12.26

アイスホッケーの美女GK藤本那菜
「五輪メダルで恩返しをしたい」

  • text by Sportiva
  • 写真提供:株式会社デンソー

 2017年2月に、日本勢の”第1号”として平昌五輪出場を決めたアイスホッケー女子日本代表。12月6日には23人の代表メンバーが発表され、その会見の中で山中武司監督は「目標はメダル獲得」と力強く宣言した。

 山中監督のメンバー選考の基準は”守りが計算できる選手”。出場8カ国のうち、開催国の韓国を除けば、日本の世界ランキング(9位)は最も低い。体格、実力で勝る相手の攻撃を堅い守備で封じ、スピードある攻撃で確実に得点を重ねていくことで表彰台を目指す。

アイスホッケー女子日本代表のGKを務める藤本那菜 実際に、日本は平昌五輪の最終予選3戦をわずか3失点で全勝し、グループ首位で出場権を手にしている。そんな”スマイルジャパン”の鉄壁の守備を、一番後ろから支えるのがGKの藤本那菜(チーム:ボルテックス札幌、所属:デンソー北海道)だ。

 藤本は、2015年の世界選手権でセーブ率93.75%を記録し、「ベストGK」を受賞。同年10月に産声を上げた、世界初の女子アイスホッケープロリーグ『NWHL(National Women’s Hockey League)』のニューヨーク・リベターズと契約し、日本人初のNWHL選手となった。端正な顔立ちから”美女GK”としても人気を博す藤本は、自らのポジションについて次のように語る。

「『ここで止めてほしい』というところで安定したセーブができれば、チームは波に乗ることができるので、安定感と冷静さが大切だと思っています。キーパーは最終ラインなので、ひとつのミスが試合の勝敗を左右するポジションであり、チーム全体を見渡せる”司令塔”的な役割も担うことになります」