2019.08.23

手堅いキーンランドCだが、
過去の穴パターンに類似の5頭で好配狙い

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 サマースプリントシリーズのひとつ、GIIIキーンランドC(札幌・芝1200m)が8月25日に行なわれる。

 過去の結果を振り返ってみると、荒れるイメージが強い夏競馬の重賞「らしくない」と言ってもいいかもしれない。過去10年では1番人気が2勝、2着4回、3着2回と安定した成績を残していて、2番人気も3勝、3番人気も3勝と、上位人気の馬がコンスタントに馬券圏内(3着以内)に入っているからだ。

 とはいえ、過去10年の3連単の配当を見ると、すべて万馬券。ひと筋縄では収まらないレースと言える。2015年には8番人気のウキヨノカゼが、2017年には12番人気のエポワスが金星を挙げるなど、高配当もしばしば出ており、穴党の出番も十分にありそうだ。

 そこで、過去10年の結果を参考にして、今年のレースで波乱を起こしそうな馬をピックアップしていきたい。

 まず食指が動くのは、前走のGIでは惨敗しているものの、重賞やオープン特別の勝利実績がある実力馬だ。

 2011年に6番人気で2着と好走したビービーガルダン、2014年に5番人気で3着に入ったマジンプロスパー、2017年に5番人気で3着となったナックビーナスがいい例だ。

 ビービーガルダンは前走のGI安田記念(17着。東京・芝1600m)で、マジンプロスパーは前走のGI高松宮記念(18着。中京・芝1200m)で、いずれも惨敗を喫していたが、前者は重賞2勝、後者は重賞3勝の実績があり、GIIIのキーンランドCでは本来の実力を示した。

 ナックビーナスも前走の高松宮記念で8着に沈んでいたものの、オープン特別を3勝しており、ここではその実績どおりの力を発揮した。

 今回、このパターンに当てはまるのは、デアレガーロ(牝5歳)と、ハッピーアワー(牡3歳)だ。

キーンランドCでの一発が期待されるデアレガーロ デアレガーロは5歳になった今年、GIII京都牝馬S(2月16日/京都・芝1400m)で初重賞制覇。ハッピーアワーも今春、GIIIファルコンS(3月16日/中京・芝1400m)を勝っている。