中村亮土と姫野和樹がラグビー日本代表戦のパブリックビューイングに出演。7月2日フランス戦も丸ビルで開催

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Taro Hanaga

現代表2選手がファンとパブリックビューイングを楽しんだ現代表2選手がファンとパブリックビューイングを楽しんだ
 日本列島が熱狂した2019年ラグビーW杯から3年。来年9月に開幕が迫るラグビーW杯フランス大会を前に、あの熱狂と興奮を待ちきれない多くのラグビーファンが集結した。

 場所は、3年前にラグビー日本代表のパレードが行なわれた東京丸の内。ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーである三菱地所と日本ラグビーフットボール協会の共催で、6月25日(土)に北九州で行なわれたウルグアイ戦のパブリックビューイングが開催された。

会場は満席に。立ち見エリアにも多くのファンが会場は満席に。立ち見エリアにも多くのファンが ゲスト解説には、現日本代表の中村亮土選手(東京サントリーサンゴリアス)と姫野和樹選手(トヨタヴェルブリッツ)が出演。ともにケガで代表から外れているが、ジェイミージャパンには欠かせない存在だ。さらに、元日本代表の真壁伸弥氏も招かれたこともあり、当日は用意されていた90席の整理券を予定より早く配布。キックオフ前には立ち見エリアにも多くのファンが集い、イベント会場となった丸ビル1階マルキューブは、まるで3年前の光景を再現したかのような雰囲気に包まれた。

 試合前には「超にわかラグビークイズ」が実施され、ゲストと来場者の間に一体感が生まれると、いよいよ15時にパブリックビューイングがスタート。試合中は、ゲストの中村選手、姫野選手、真壁氏らによる軽快なトークが会場を盛り上げた。

 ひとつひとつのプレーに対するわかりやすい解説はもちろんだが、時には日本代表選手のマル秘話をさく裂させて笑いを誘うなど、ふだんは絶対に聞くことができない実話エピソードも満載。それこそが、ライブイベントの醍醐味だ。

「今日は、まるで中村選手と部屋で一緒に試合を見ているような感覚で話をさせていただきました(笑)。会場の皆さんも笑ってくれましたし、とても楽しかったです」

 イベントを終えた姫野選手もそう振り返ったように、2時間ほどのイベントをファンとともに満喫したようだ。

中村選手、姫野選手、真壁氏が並んで試合観戦中村選手、姫野選手、真壁氏が並んで試合観戦 今回のウルグアイ戦のパブリックビューイングは、6月25日(土)から7月2日(土)まで開催されている「MARUNOUCHI RUGBY FESTIVAL in 2022 SUMMER」の一環。期間中は、同会場でラグビー日本代表ジャージや浅原拓真選手(日野レッドドルフィンズ)によるラグビー日本代表イラストも展示され、パブリックビューイング当日には、紙で作るラグビーボール貯金箱づくりも実施される。

 次回のパブリックビューイングは、同イベント最終日となる7月2日(土)。来年のW杯開催国でもある強豪フランス代表とのテストマッチを、再び中村選手をゲストに招いて開催する予定だ。

「フランスは強豪のひとつで、これから日本がW杯で勝つことを目指していくなかでは絶対に勝たなければいけない相手。ウルグアイ戦以上に、ボールが動いてダイナミックな試合になると思いますので、また次回も楽しみにしていただけたらと思います」

 そのようにフランス戦の見どころを語ってくれた中村選手の生解説とともに、7月2日(土)も東京丸の内に集まって、みんなでラグビー日本代表を応援しよう。

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