「ハカ」のルールをオールブラックスの若きエースが教えてくれた
アジアで初の開催となるラグビーワールドカップ日本大会で、前人未到の3連覇がかかる「オールブラックス」ことニュージーランド代表。前回のボーデン・バレット選手に続いて、今大会のトライ王候補との呼び声も高い22歳の若きエースWTB(ウィング)、リーコ・イオアネ選手にインタビュー。
「ハカ」について教えてくれたリーコ・イオアネ選手──オールブラックスで一番オシャレだというイオアネ選手ですが、今大会で着用するジャージーは日本のヨウジヤマモトさんのデザインです。印象を聞かせてください。
すごく素敵だと思っています! 僕らの(ニュージーランドの先住民族の)マオリの文化も織り交ぜられていますし、何と言ってもジャージーとしてプレーをするうえでの機能性を兼ね備えつつ、ストリートファッションとしてもかっこいいデザインなので、とても気に入っています!
──リーコという名前は、かつて日本でプレーしていたお父様のエディーさんが所属されていたクラブ名(日本のリコーに在籍していた)と、お世話になった方のお子さんのお名前(元日本代表WTB水谷 眞さん)の娘さんにちなんでつけられたというのは本当ですか?
そうです。兄のアキラは東京生まれですし、僕たちにとって日本は特別な国です。日本の文化も好きです。それに、何度も来日していますが、いつも温かく迎えてくれますし、本当に感謝しています。
──日本の文化で好きなものってなんですか? 今回、ラグビー以外で楽しみにしていることはありますか。
そうですね、実はアニメとか漫画はあまりわからないんですけど、ゲームが好きなので、休みの日はプレイステーションをよくやっています。それと、日本のファッションには最近、興味を持っているので、時間があったら見てみたいですね。ですから、今回の「#CreatorsUnite」プロジェクトのような、日本のアーティストとのコラボレーションもすごく面白いですよね!
──他には何か日本で好きなものはありますか?
もちろん、日本食も大好きですよ! 今回もラーメンを食べに行きました。それから、ホテルに温泉があって入りました。体にいいものだし、気持ちよかったですけど、温度が42度だったかな? いつものシャワーの温度よりだいぶ熱いので、あまり長くは入れませんでしたね(苦笑)。
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