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【箱根駅伝予選会】21年ぶり参加の東洋大は盤石か 明治大、法政大らが挑む激戦の「10位」争い (2ページ目)

  • 佐藤俊●取材・文 text by Shun Sato

【激戦の7~10位争い。法政大は悔しさを晴らすか】

 法政大は、前回の予選会で10位の立教大に17秒及ばず、本戦出場を逃した。大島史也(Honda)が総合32位、野田晶斗(4年)が同29位とエースの役割を果たし、ほかの選手も坪田智夫監督が描いたレースプランに沿って走れていた。それでも、まさかの落選。レース後、坪田監督が「整理がつきません」と沈痛な面持ちで語った姿が印象的だった。

 今季の全日本予選会は9位で通過を逃したが、重山弘徳(4年)が1組10位、星野泰地(4年)が3組4位、野田が4組13位と好走した。トラックシーズンでもまずまずの結果を残し、箱根予選会のエントリー上位10人の平均タイムは28分54秒84でトップ。着実に地力をつけている。「どれだけ箱根に出たいか。その意識の差がレースに出る」と坪田監督は言う。昨年と同じ轍を踏むまいと、チームを引き締めて臨むだろう。エースの野田が上位集団で快走し、星野、加庭翔太(3年)がタイムを稼げれば、2年ぶりの箱根路が見えてくる。

 専修大は、前回の箱根予選会で13位だった。フリー走の選手たちがいずれも後半に順位を下げ、集団走ももうひとつ伸びが足りなかった。今季の全日本予選会は8位。7位の山梨学院大とは0.65秒差で、わずかに及ばず、悔しさを噛みしめた。このとき、丹柊太郎(4年)は1組4位、平松龍青(4年)は2組4位、上山詩樹(4年)は4組23位で、主力は上々の走りを見せていた。

 今回の予選会ではおそらくこの3人とサミュエル・ガユ(1年)が軸になり、フリー走でタイムを稼ぐことになる。ここに過去2回の予選会で安定した走りを見せている佐藤陸(4年)、さらに水津智哉(3年)、安斎陸久(2年)、西広翔(2年)の全日本予選組が集団となってチームを引っ張ることになりそうだ。上位10人の10000m平均タイムは29分16秒18で全体9位。トラックでは印象が薄い専修大だが、ロードでは強さを発揮する。トラックの全日本予選会ではあと一歩というところまで迫っており、得意のロードで予選を通過し、2年ぶりの箱根復帰を目指すことになる。

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