【男子バレー】「僕がブロッカーなら絶対に嫌」清水邦広が語るアジアMVP髙橋藍のすごさ 最年少でもチームを引っ張った強さの秘訣 (3ページ目)
――何をしても決められる?
清水 そうですね。このトスはこう打つしかない、このコースしかない、というところに絶対に打てますから。たまにコースが少し甘くなったり、打ちきれなかったり、バランスを崩したりすることもありますが、ジャンプの滞空時間が長くて空中バランスもいいので、いろんなことができる。攻撃でも本当に心強い存在でした。
――サーブでも大会全体で1位でした。サーブに関してはいかがですか?
清水 ネーションズリーグでは、どちらかというと強いサーブが多かったんです。それがアジア選手権では、強いサーブとショートサーブが半々くらい、むしろショートサーブのほうが多かった印象です。
おそらくサーブを打つ前に、サーブレシーブをする選手の位置を確認して、どこに打つか決めていたんでしょう。ちょっと後ろに下がっていたら前に落とそうとか、前にいたら奥へ打とうとか、瞬時に判断しながら打っていた。打つ"幅"がとにかく広かったので、相手は本当に手を焼いたと思います。
(中編:アジア選手権「優勝の立役者」は? 最後の1本をエースに託した選択も「全然いい」>>)
【プロフィール】
清水邦広(しみず・くにひろ)
所属:大阪ブルテオン
1986年8月11日生まれ、福井県出身。身長192cm、オポジット。福井工大福井高校時代に春高バレーに出場するなど活躍。東海大学在学中の2007年に日本代表に選出され、翌年の北京五輪に出場した。2009年にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に入団後、多くの個人タイトルを獲得するなど、チームを何度も優勝に導いてきた。2021年には東京五輪に出場し、日本代表のベスト8進出に貢献した。2025-26シーズン限りで現役を引退し、大阪ブルテオンのコーチングスタッフに就任した。
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